隊長の話・雑鬼のささやきとそれを祓うもの(再掲載)
2012年03月27日
「もうネタねーぞ」
「そこをなんとか(笑)」
「そうだなぁ・・・・・雑鬼の話でもしようか」
「ざっき?なんですかそれは」
「オニの中でも一番レベルの低いオニさ。いわゆる未成仏霊だな。ただ、雑というだけあってそれだけたくさん世の中に溢れてる。」
「そのオニ・・・雑鬼はどのような障りを起こすんですか?」
「簡単さ。ささやくんだよ」
「ささやく?」
「そう。心にささやくんだ。」
「洗脳みたいなものですかね?」
「そうだな。たとえば日頃から旦那に給料だの家事を手伝ってくれないだの夜のご奉仕だので不満を持ってる奥さんとかならな。
ある日をさかいに旦那の帰りが遅くなるわけだ。旦那は仕事が忙しいという。でも奥さんは前にも増してイライラするわけだ。
そんなある日、いつものように遅く帰ってきた旦那さんのYシャツの襟元に口紅がついてた。旦那は「帰りの電車が満員でそこでついたんだろうって言う。そこでオニがささやくわけだよ」
「“浮気してるぞ”って言うんですか?」
「アホか。そんなバレバレなこと言うわけないだろ。あくまで本人にそう思うようにしむけるんだよ。オニはこう言うんだ。
“口紅がついてる”“口紅がついてる”“なんでこんなところに口紅がつくの?”“口紅”“口紅”“口紅”・・・・・・・・・」
「 (((( ;゚Д゚)))ガクブル うひゃ~・・・・」
「な、上手いだろ?(笑) こうやって少しずつ誘導していくんだ。ずっと頭にそんな声(思い)が響いてみろ。日頃の旦那への不満が、旦那が自分に向ける愛情を疑う心と浮気への猜疑心へと変わるのにそう時間はかからんわけだ。
そうすると、雑鬼の思うつぼになるわけだな。旦那からみたら奥さんが少しずつおかしくなっていく。ささいなことですごく怒りっぽくなる。家事をサポッたりするようになる。でも奥さんからみたら自分をこんな風にしたのは旦那だと思う。まさしくドツボだよ。
これが最近激増してる離婚のほとんどの背景だ。俺が見たかぎりではな。
離婚したあと、当人たちから「なんであんな事で離婚したんだろう・・・」って言う声を聞くが、大体はこれだ。「魔が差した」と本人たちは言うよな。本当に「魔」なんだよ。「魔」が入ったんだ。
離婚、ケンカ、傷害事件、殺人、ウツ病、自殺・・・・大体こいつらが関与してるな。
大体頭か肩に雑鬼がのってる。要は本人が日頃から抱くささいなマイナス感情を上手くあおって、収集つかない状態までもっていくんだな」
「さすがオニ・・・・邪悪すぎる・・・・」
「だから神道では“罪”“ケガレ”を祓えと言うんだよ。わかるか?
“罪”はなんだ。それは“包み隠す心”つまり神様に見せられないようなうしろめたい心。マイナスの思い。良心を誤魔化す心だな。不平不満や疑い、嫉妬、高慢、ひがみ、責任転嫁とかな。
“ケガレ”は、“罪”によって本来誰しもがもってる天照大御神とつながる神気が遠ざけられてしまい、心身の神気が枯れる状態。つまり霊的にも精神的にも肉体的にも弱ってる状態だな。
その弱った状態“ケガレ”に雑鬼が入るんだ。わかるか?
本来の神気にみちた状態(天照大御神とつながる状態=良心の自分)なら、雑鬼はこれないんだ。自分に“罪”“ケガレ”がおきたから雑鬼が入ったんだよ。
だから雑鬼の憑依は結果であって原因ではない。本当の原因は自分の“罪”“ケガレ”なんだよ」
「だから神道では禊ぎ祓いを重視するんですね」
「そう。だから俺たちが雑鬼をおとす方法はただ一つ。相手に徹底的に道理をたたきこむ。これが一番だよ。
お祓いをしてもいいが、本当は必要もない。また一時的にお祓いしても本人の心に“罪”があるうちはまたくるだろ。意味ないんだよ。
だから本人に“罪”をわからせる。本人のマイナスの思いこみや誤解、不平不満の原因を細かく分析するんだ。
で、本人にちゃんと説明してわからせる。「あなたが抱いている不平不満はあなたの身勝手な思いであって、相手の方にはあなたが言うほどの非はありません。あなたの言い分は客観的にあまりに道理がたたない内容です」とな。
自分が間違っていたとわかって、素直にそれを反省できる気持ちになればその瞬間に雑鬼は離れるよ。その瞬間に“ケガレ”がなくなるから、憑いていられなくなるんだ。
だから我々は道理を教える。道理を教えない拝み屋連中はただ祓うだけ、その場しのぎで金をかせぐだけだ。
本人が“罪”を持たないことが一番であり、“罪”“ケガレ”の状態にあるならそれを道理によって禊ぎ祓いするのが一番なんだよ。」
「神道おそるべし!(`・ω・´)シャキーン」
「そう。だがここに一つの落とし穴がある」
「へ?」
「雑鬼が入りやすいのはかならずしも悪意じゃないんだよ。それは“思いこみ”に入るんだよ。
ある意味では宗教してる人間も入られやすいんだよ」
「あー!!!!!」
「宗教してると『自分の信じてる神が正しい』から『だから自分も正しい』って思いこみになりやすい。そこに雑鬼が入るとどうなる?“盲信”になったり“自分が神”になるんだ。周りを見下したりする宗教者とかな。」
「だから宗教してる人間ほど客観的な視点が必要なんですね」
「そう。だから下座行なんだ。あともう一つ。反省しすぎるのも問題なんだな。あまり反省しすぎるのも危険といのはそこだよ。
まったく自分を省みない人間には道理を学び自分を振り返る必要はもちろんある。しかしあまりに反省というご大層な言葉で自分をいじめると雑鬼の思うつぼだったりするんだな。ただでさえ宗教してる人間はあいつら(雑鬼)にはウザいんだ。自信なくしてくれるのが一番だろ。
“お前は宗教してるのに自分を変えられないじゃないか”とかな。」
「きっつー・・・・(((( ;゚Д゚)))ガクブル 」
「だから反省は大事だが、それが自分をいじめるだけのただの卑下になってないかということさ。そこをはき違えてる人間も多いんだよ。
だから「自分をいじめるくらいなら動け。やるべき事をやれ。余計なことを考える前にうごけ」というんだ。
だから禊ぎ祓いなんだよ。雑鬼のささやきに耳を貸すヒマがあるくらいなら動くべきだ。だからまず奉仕行なんだ。
くよくよ考えて自分を責めるヒマがあるなら、やるべきことをただ粛々とやるんだよ。」
「・・・・非常に耳が痛いです。自惚れとその裏返しの卑下が強い私はほとんど行動してませんので・・・・」
「キミもそうだからな(笑)キミの中のインナーチャイルドは常にささやかけるだろ。キミから自信を削ごうとする。しかしその声はキミ自身が行動でもって応えてやらなきゃならないんだ。いつまでも聞こえないふりもいけないし、ただ反論してばかりでもらちがあかない。行動で示すんだよ。自分はもう変われるんだ、幸せになれるんだってな。
それが一番の和解だし、それが一番キミ自身に必要な部分だな。
具体的に動け。行動することで自分に自信をもたせろ。インナーチャイルドに、幸せになれる自分を見せるんだ。そして一緒に幸せになろうって言うんだよ。
それをキミは怠ってる。それはそのまま放っておいたらいつかデカいしっぺ返しになるぞ。雑鬼もそうだが、本当のささやきは「自分自身の声」なんだ。自分がその声と和解しなければいけない。それは誰でもない、自分しかできないんだからな。」
「そうですね・・・・師匠が「余計なことを思うヒマがあるなら体を動かせ」とか、明らかな憑依なのにひたすら説教されたことの意味がやっとわかりました・・・・・」
「でもキミは自分のせいだとは思わない。霊のせいだと思ってる。だから眠くなるんだよ。現実から目をつぶるために。すさまじい責任転嫁だな。それを“罪”といい“ケガレ”の状態というんだ。わかる?」
「・・・・・・・・・」
「ま、これを説明しても一週間後には忘れてるだろうが、少なくともネタにはなるだろ」
「あざーす!(・∀・) 」
「もっと動くことだよ。なんでもいいから体を動かしてみろ。痩せるぞ。キミに足りないのはあとは行動だ。と、上の“おじさま”からだ」
「おじさまいつもありがじゅー!(・∀・) 」
「キミには耳痛いかもしれないが、コレは他のすべての人にも言えることなんだよ。だからネタにしてみろ。」
「(`・ω・´)シャキーン 」
ネタにしました(笑)
たいちょー、いつもありがっさまりょ(ありがとうございます)!
(人´∀`).☆.。.:*・°
あとは行動か・・・・・・・
考える前にまず動く!
「そこをなんとか(笑)」
「そうだなぁ・・・・・雑鬼の話でもしようか」
「ざっき?なんですかそれは」
「オニの中でも一番レベルの低いオニさ。いわゆる未成仏霊だな。ただ、雑というだけあってそれだけたくさん世の中に溢れてる。」
「そのオニ・・・雑鬼はどのような障りを起こすんですか?」
「簡単さ。ささやくんだよ」
「ささやく?」
「そう。心にささやくんだ。」
「洗脳みたいなものですかね?」
「そうだな。たとえば日頃から旦那に給料だの家事を手伝ってくれないだの夜のご奉仕だので不満を持ってる奥さんとかならな。
ある日をさかいに旦那の帰りが遅くなるわけだ。旦那は仕事が忙しいという。でも奥さんは前にも増してイライラするわけだ。
そんなある日、いつものように遅く帰ってきた旦那さんのYシャツの襟元に口紅がついてた。旦那は「帰りの電車が満員でそこでついたんだろうって言う。そこでオニがささやくわけだよ」
「“浮気してるぞ”って言うんですか?」
「アホか。そんなバレバレなこと言うわけないだろ。あくまで本人にそう思うようにしむけるんだよ。オニはこう言うんだ。
“口紅がついてる”“口紅がついてる”“なんでこんなところに口紅がつくの?”“口紅”“口紅”“口紅”・・・・・・・・・」
「 (((( ;゚Д゚)))ガクブル うひゃ~・・・・」
「な、上手いだろ?(笑) こうやって少しずつ誘導していくんだ。ずっと頭にそんな声(思い)が響いてみろ。日頃の旦那への不満が、旦那が自分に向ける愛情を疑う心と浮気への猜疑心へと変わるのにそう時間はかからんわけだ。
そうすると、雑鬼の思うつぼになるわけだな。旦那からみたら奥さんが少しずつおかしくなっていく。ささいなことですごく怒りっぽくなる。家事をサポッたりするようになる。でも奥さんからみたら自分をこんな風にしたのは旦那だと思う。まさしくドツボだよ。
これが最近激増してる離婚のほとんどの背景だ。俺が見たかぎりではな。
離婚したあと、当人たちから「なんであんな事で離婚したんだろう・・・」って言う声を聞くが、大体はこれだ。「魔が差した」と本人たちは言うよな。本当に「魔」なんだよ。「魔」が入ったんだ。
離婚、ケンカ、傷害事件、殺人、ウツ病、自殺・・・・大体こいつらが関与してるな。
大体頭か肩に雑鬼がのってる。要は本人が日頃から抱くささいなマイナス感情を上手くあおって、収集つかない状態までもっていくんだな」
「さすがオニ・・・・邪悪すぎる・・・・」
「だから神道では“罪”“ケガレ”を祓えと言うんだよ。わかるか?
“罪”はなんだ。それは“包み隠す心”つまり神様に見せられないようなうしろめたい心。マイナスの思い。良心を誤魔化す心だな。不平不満や疑い、嫉妬、高慢、ひがみ、責任転嫁とかな。
“ケガレ”は、“罪”によって本来誰しもがもってる天照大御神とつながる神気が遠ざけられてしまい、心身の神気が枯れる状態。つまり霊的にも精神的にも肉体的にも弱ってる状態だな。
その弱った状態“ケガレ”に雑鬼が入るんだ。わかるか?
本来の神気にみちた状態(天照大御神とつながる状態=良心の自分)なら、雑鬼はこれないんだ。自分に“罪”“ケガレ”がおきたから雑鬼が入ったんだよ。
だから雑鬼の憑依は結果であって原因ではない。本当の原因は自分の“罪”“ケガレ”なんだよ」
「だから神道では禊ぎ祓いを重視するんですね」
「そう。だから俺たちが雑鬼をおとす方法はただ一つ。相手に徹底的に道理をたたきこむ。これが一番だよ。
お祓いをしてもいいが、本当は必要もない。また一時的にお祓いしても本人の心に“罪”があるうちはまたくるだろ。意味ないんだよ。
だから本人に“罪”をわからせる。本人のマイナスの思いこみや誤解、不平不満の原因を細かく分析するんだ。
で、本人にちゃんと説明してわからせる。「あなたが抱いている不平不満はあなたの身勝手な思いであって、相手の方にはあなたが言うほどの非はありません。あなたの言い分は客観的にあまりに道理がたたない内容です」とな。
自分が間違っていたとわかって、素直にそれを反省できる気持ちになればその瞬間に雑鬼は離れるよ。その瞬間に“ケガレ”がなくなるから、憑いていられなくなるんだ。
だから我々は道理を教える。道理を教えない拝み屋連中はただ祓うだけ、その場しのぎで金をかせぐだけだ。
本人が“罪”を持たないことが一番であり、“罪”“ケガレ”の状態にあるならそれを道理によって禊ぎ祓いするのが一番なんだよ。」
「神道おそるべし!(`・ω・´)シャキーン」
「そう。だがここに一つの落とし穴がある」
「へ?」
「雑鬼が入りやすいのはかならずしも悪意じゃないんだよ。それは“思いこみ”に入るんだよ。
ある意味では宗教してる人間も入られやすいんだよ」
「あー!!!!!」
「宗教してると『自分の信じてる神が正しい』から『だから自分も正しい』って思いこみになりやすい。そこに雑鬼が入るとどうなる?“盲信”になったり“自分が神”になるんだ。周りを見下したりする宗教者とかな。」
「だから宗教してる人間ほど客観的な視点が必要なんですね」
「そう。だから下座行なんだ。あともう一つ。反省しすぎるのも問題なんだな。あまり反省しすぎるのも危険といのはそこだよ。
まったく自分を省みない人間には道理を学び自分を振り返る必要はもちろんある。しかしあまりに反省というご大層な言葉で自分をいじめると雑鬼の思うつぼだったりするんだな。ただでさえ宗教してる人間はあいつら(雑鬼)にはウザいんだ。自信なくしてくれるのが一番だろ。
“お前は宗教してるのに自分を変えられないじゃないか”とかな。」
「きっつー・・・・(((( ;゚Д゚)))ガクブル 」
「だから反省は大事だが、それが自分をいじめるだけのただの卑下になってないかということさ。そこをはき違えてる人間も多いんだよ。
だから「自分をいじめるくらいなら動け。やるべき事をやれ。余計なことを考える前にうごけ」というんだ。
だから禊ぎ祓いなんだよ。雑鬼のささやきに耳を貸すヒマがあるくらいなら動くべきだ。だからまず奉仕行なんだ。
くよくよ考えて自分を責めるヒマがあるなら、やるべきことをただ粛々とやるんだよ。」
「・・・・非常に耳が痛いです。自惚れとその裏返しの卑下が強い私はほとんど行動してませんので・・・・」
「キミもそうだからな(笑)キミの中のインナーチャイルドは常にささやかけるだろ。キミから自信を削ごうとする。しかしその声はキミ自身が行動でもって応えてやらなきゃならないんだ。いつまでも聞こえないふりもいけないし、ただ反論してばかりでもらちがあかない。行動で示すんだよ。自分はもう変われるんだ、幸せになれるんだってな。
それが一番の和解だし、それが一番キミ自身に必要な部分だな。
具体的に動け。行動することで自分に自信をもたせろ。インナーチャイルドに、幸せになれる自分を見せるんだ。そして一緒に幸せになろうって言うんだよ。
それをキミは怠ってる。それはそのまま放っておいたらいつかデカいしっぺ返しになるぞ。雑鬼もそうだが、本当のささやきは「自分自身の声」なんだ。自分がその声と和解しなければいけない。それは誰でもない、自分しかできないんだからな。」
「そうですね・・・・師匠が「余計なことを思うヒマがあるなら体を動かせ」とか、明らかな憑依なのにひたすら説教されたことの意味がやっとわかりました・・・・・」
「でもキミは自分のせいだとは思わない。霊のせいだと思ってる。だから眠くなるんだよ。現実から目をつぶるために。すさまじい責任転嫁だな。それを“罪”といい“ケガレ”の状態というんだ。わかる?」
「・・・・・・・・・」
「ま、これを説明しても一週間後には忘れてるだろうが、少なくともネタにはなるだろ」
「あざーす!(・∀・) 」
「もっと動くことだよ。なんでもいいから体を動かしてみろ。痩せるぞ。キミに足りないのはあとは行動だ。と、上の“おじさま”からだ」
「おじさまいつもありがじゅー!(・∀・) 」
「キミには耳痛いかもしれないが、コレは他のすべての人にも言えることなんだよ。だからネタにしてみろ。」
「(`・ω・´)シャキーン 」
ネタにしました(笑)
たいちょー、いつもありがっさまりょ(ありがとうございます)!
(人´∀`).☆.。.:*・°
あとは行動か・・・・・・・
考える前にまず動く!
Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 11:14│Comments(0)
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