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映画『禅』のすすめ

2010年02月09日

映画『禅』を見た。

、『禅』は曹洞宗の道元様の物語ね。

もう、すごい良かったっす。

私は俳優にはまったく興味がないので道元様の役をした俳優さんの名前すらおぼえてない(こんな大人になってはいけません)が、しかし私的には「道元様の肖像画とちがいすぎだろ!」と思わずツッコミました。(笑)

私は曹洞宗の教えはよくはわからないが、しかしあの時代に道元様がどれだけの覚悟をもって仏道をもとめられたかは、映画からまるで白刃をつきつけられているかのように伝わってきた。なおさら、本当の生きざまは映画の比ではないだろう。

私は自分なりの浅い解釈しかできないが、道元様の説かれた「坐禅」が、ありのままの自分を見、ありのままの世界を見るための「人間としての本来の見方(これを仏性というのだろうか)」に至るためのいわば「もっとも基本的な作法」であるのだろうということはわかった。

なぜなら、思いを止めるということは、それ自体が恐れや囚われや雑念にさらされるこの自分自身すらも捨てなければならないということを意味しているからだ。

これはなかなかに難しい。捨てたつもりでも、すぐにわいてくる。しかもそのたびに自己憐憫にとらわれたり、自己を正当化してごまかそうとする。

自己や世界への欲や囚われを無くし、ありのままの世界をみれば、それはすばらしい世界だろう。

それは仏教においては教えの一部ではあるかもしれないが、しかしそれはもっとも大切なものの一つでもあると思う。

まるで道元様から偽りににごったこの私の目を「みすえられている」ような映画でした。

精神的にドMなそこのあなた、オススメです。

(*´Д`)あはーん



Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 08:07│Comments(0)
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