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いまの政権が米国に信用ゼロの証左

2010年05月18日

▼ウォールストリート・ジャーナル・アジア版(米国)

次の首相が現在の流れを覆せ

「日米安保が東アジアの安全保障の基軸になるという賛美すべきビジョンを達成することが、そもそも実現不可能だと認めるべきではないのか」

普天間移設問題で11日付の米紙、ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は、米国家安全保障会議(NSC)の元不拡散戦略部長で米シンクタンク、
外交評議会の国際問題研究員、キャロリン・レディ氏の論評を掲載。

強固な日米関係の回復が望ましいとしながらも、米国は今後の推移次第で、アジア太平洋地域の安全保障に関して、韓国や豪州、インドなどとの関係強化に方
針を切り替える可能性があると警告した。

この中でレディ氏は、普天間問題をめぐる鳩山政権の対応を「お粗末」と酷評。

「過去65年間、日本は近隣・周辺諸国の安全と平和維持の側面で、経済力に見合った役割を果たせずにきている」と指摘し、日米両国は以下の3点を再考す
ることで、今回のドタバタ劇からなにがしかの教訓を引き出すよう促している。

第1は日本の防衛態勢の拡充。駐留米軍の重要性への理解が薄ければ「(見解は)独り善がりに陥りやすい」と述べ、安保面でのさらなる貢献を日本側が模索
する必要性を指摘する。

第2は憲法9条の改正。レディ氏はこの条文が「米国や他の民主的な同盟国と日本が公平なパートナーになることを妨げている」と切り捨てる。

そして第3が、日本以外の国との関係強化をにらんだ、米国によるアジア太平洋地域の防衛構想の練り直しだ。

ただ、レディ氏は強固な日米関係が東アジア安保の理想だと主張。「誰にとっても望ましい」のは「次の日本の首相が現在の流れを覆すことだ」と述べ、鳩山
首相の退陣が特効薬との考えを暗に示した。
(ワシントン犬塚陽介)

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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 17:28│Comments(0)政治
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