ぽえむん「罪と恩を知れ」
2011年06月28日
どうせ感謝などわからないなら
愛という言葉がどうしても受け入れられないなら
自らの驕りを恥じて
頭を垂れろ
お前が泣きながら歩いた道は
名も知らぬ人が花を植えた道だ
お前がてめぇの痛みに声をふりしぼったとき
お前の母はその30年前にそれ以上の声をふりしぼったのだ
てめぇの痛みなどどうせたいしたことがないと思っていても
支えた者の痛みがはるかに重いことなどもどうせわからないのなら
口が裂けても自分が正しいなどと言うな思うな
誰かを抱く手は温かいかい
お前が誰かを抱きしめた自己満足の手は
狂ったお前を泣きながら抱きしめてくれた父親の手よりも温かいのかい
お前が自分のために下げる頭は
お前の母親がお前のために土下座した頭よりも重いのかい
お前の正しさなどドブに投げ捨てろ
どうせ愛も感謝もわからないのなら
せめて せめて この罪を背負って
報いたいと 両手を合わせて
支える痛み 想う痛み
いとおしむ想いには
親への恩に 周りへの恩に
泣きながら 手を合わせても
私のチンケな「正しさ」など
はるか及ばない
愛という言葉がどうしても受け入れられないなら
自らの驕りを恥じて
頭を垂れろ
お前が泣きながら歩いた道は
名も知らぬ人が花を植えた道だ
お前がてめぇの痛みに声をふりしぼったとき
お前の母はその30年前にそれ以上の声をふりしぼったのだ
てめぇの痛みなどどうせたいしたことがないと思っていても
支えた者の痛みがはるかに重いことなどもどうせわからないのなら
口が裂けても自分が正しいなどと言うな思うな
誰かを抱く手は温かいかい
お前が誰かを抱きしめた自己満足の手は
狂ったお前を泣きながら抱きしめてくれた父親の手よりも温かいのかい
お前が自分のために下げる頭は
お前の母親がお前のために土下座した頭よりも重いのかい
お前の正しさなどドブに投げ捨てろ
どうせ愛も感謝もわからないのなら
せめて せめて この罪を背負って
報いたいと 両手を合わせて
支える痛み 想う痛み
いとおしむ想いには
親への恩に 周りへの恩に
泣きながら 手を合わせても
私のチンケな「正しさ」など
はるか及ばない
Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 17:56│Comments(2)
│ぽえむん
この記事へのコメント
今回の“ぽえむん”、グサッときましたよ。
おのれの心のうちに穿ちいった経験が、一度でもあれば、この詩の奥にあるモノを感じ取れると思います。
久々に「原点に還れ」といさめられた思いです。
ありがとう
おのれの心のうちに穿ちいった経験が、一度でもあれば、この詩の奥にあるモノを感じ取れると思います。
久々に「原点に還れ」といさめられた思いです。
ありがとう
Posted by ガミちゃん at 2011年06月28日 21:17
山深くなり故郷の河
青田をたたえたりあらぎの島
我城山に登りて西方を望むれば
遠方に見渡す二本松の峰
行雲世情を忘れて谷間に彷徨えば
流水絶え間なく瀬音虚心に消える
いたどりは夏を盛りと茂りて
線上の赤なるを残し飛び去るは蜻蛉か
青田をたたえたりあらぎの島
我城山に登りて西方を望むれば
遠方に見渡す二本松の峰
行雲世情を忘れて谷間に彷徨えば
流水絶え間なく瀬音虚心に消える
いたどりは夏を盛りと茂りて
線上の赤なるを残し飛び去るは蜻蛉か
Posted by まっちゃん at 2011年06月29日 09:01
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