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ぽえむん「砂」

2011年06月03日

記憶が砂のように落ちていく

想い出が砂のように落ちていく

さらさらと さらさらと

感情も 喜怒哀楽も

たくさんの執着も





血と涙でかためた記憶の城は

太陽の光で乾けば 

一握りで砕けて落ちた

にぎりしめた悔しさは

手放せば さらさらとこぼれて落ちた



さようなら 

想い出たちよ

悲しみ達よ

たくさんの笑顔たちよ



その砂を 

母の子守唄に預け

また 悲しくなったら

この海にこよう




過去にはいつでも会える

過去を抱く母は 

優しく微笑んでいる





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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 14:47│Comments(3)ぽえむん
この記事へのコメント
歳の所為か、最近物忘れが激しい。
片手に鍵を持って、もう片方の手を額に当てて鍵は何処だっけなんて考えている。
ああ、さっきまで持っていたメモ、見ようと思ったら在処が分からない。
日常である。

若いころ、歳をとると何かと不自由になると聞いてはいたが、まったくもって他人事であった。それが今は日々に実感がある。
今はほんの日常の些細な物忘れにしか過ぎない。
しかし、いつの日か、こうしてすべてが忘却の彼方に消え去るのだろうか。

今朝妻が、「あれ、私メモ持ってたんだけどどこやったかしら」ときょろきょろしてる。
しばらくして
「ああ、あった」
それは妻のすぐ目の前にあった。
ああ、妻も歳なんだぁとすこーし思いやるような気持ちをもって、
「ああ、よくあるよ。あなたもついに仲間になりましたね」
と話しかけた。
すると即座に、
「私は前からよ」

「私が、リ・ー・ダ・ー」

ああ、年を取ったら先に恍惚した方が勝ち?
Posted by tairon at 2011年06月03日 21:28
忘れるというのも、悪いことばかりじゃないですよね。
「どうしても忘れられない」という苦しみもある。

タイロンさんのご夫婦の会話、いいですなぁ。なんか。(なぜかご隠居言葉)
Posted by 時計ウサギ at 2011年06月03日 22:02
奄美空港に 到着する時 初めて見た奄美の海。砂浜に歩いて行って目の前で見た奄美の海。人魚の涙で 出来たような綺麗な綺麗なエーゲブルー(ギリシャのは見た事ありません 妄想、イメージです。(^O^)
奄美の海、今も思い出すと、心身共に 癒されます♪
(Amairo思わず箱買い(笑)
Posted by 鹿屋のショコラケーキ at 2011年06月04日 08:16
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