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数学者・岡潔博士がスゴすぎる!(LEOさんブログより転載)

2015年08月14日

数学者・岡潔博士の仏教論にドギモを抜かれました・・・・・・

でもそれを文章でキチンと説明できるLEOさんがまたすごいよ!(笑)

LEOさん、いつも勉強になるブログを書いてくださり、本当にありがとうございます!!!

ご本人からご許可をいただいて全文転載させていただきます。

この方の本の紹介はすごいです!

私が信頼する幸福の科学信者のブロガーさんのお一人です!

一体あなたの頭脳はどうなってるんですか(笑)



_______________
(以下レオさんブログより)


数学者・岡潔博士がスゴすぎる!
http://ameblo.jp/space-people/entry-12061538823.html












以前、岡潔さんの↓この著作を題材に記事を書いたことがあるのですが
(信長と秀吉と家康 ~ 数学者・岡潔さんの分析を読む
http://ameblo.jp/space-people/entry-11391049084.html


日本民族の危機―葦牙よ萌えあがれ!/日新報道
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B0%91%E6%97%8F%E3%81%AE%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E2%80%95%E8%91%A6%E7%89%99%E3%82%88%E8%90%8C%E3%81%88%E3%81%82%E3%81%8C%E3%82%8C-%E5%B2%A1-%E6%BD%94/dp/4817407271%3FSubscriptionId%3D175BC0N2BCT0X4DAZG82%26tag%3Damebablog-a1467090-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4817407271
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その時は、第2章の歴史論のところだけを先に読んで、記事に書いたんですよね。
そのあと、ずっと放置してしまって読んでなかったのですが、大川隆法総裁先生が、この数学者・岡潔さんの名を非常にしばしば、ご法話のなかで挙げられているので、あらためてもう一度、この著作を頭からちゃんと読んでみよう、
と思って読み始めたら、まーすごいの何のって。凄すぎます、岡潔さん。数学者というより、この第1章を読むと、仏教の高僧の悟りの言葉としか思えない。それくらいスゴイ内容が描出されていました。

総裁先生は「日本神道的幸福論」のなかで、次のように岡潔さんのことをご紹介くださっています。
_____

岡潔博士は、同じ文脈のなかで、「日本人のルーツは、二千数百年前ぐらいのものではない。日本人は少なくとも十万年の歴史を持っている」というようなことを堂々と言っているのです。 いったい、どのような資料から、その情報を得たのかは分かりません。根拠を示さない数学者であるため、分からないのです。 おそらく、「霊的直観」であろうと思います。この方は坐禅や瞑想をしながら数学の難問を解いていたので、霊的直観として「十万年の歴史がある」と感じられたのでしょう。 最近、私も、「日本の歴史は三万年ぐらいある」と言わなければいけないと思っていたのですが、「十万年」と言っている人もいたわけです。
_____



いまは、日本神道の神々の系譜と、その隠された歴史の秘密が、総裁先生によるリーディングや霊言で、次々と明らかにされている真っ最中でもありますから、
この岡潔さんの尋常でない発言は、やはり注目してしかるべき発言かと思います。

なので「日本民族の危機」をあらためて読み始めたんですが、

なんとこの本のなかでは、「日本民族の起源は三十万年位前になるのである。」と述べられています。
根拠はよくわかりません(笑)。

この第1章は、1967年にとある中学校で行われた講演の書き起こしのようですが、中学で行われた講演にしては、その内容のレベルが高すぎます。これは完全にもう宗教の奥義の講義レベルに、わたしとしては感じます。

当時はすでに戦後20数年目にして、米国から押し付けられた新教育体制になって久しい頃です。
で、岡潔博士は、そうした欧米の教育によって、日本人の優れた精神が失われつつあることを非常に嘆かれて、このままでは日本は滅びる、と非常なる危機の念をもたれている。
そうした切実な思いで、この講演は語られているのですね。

まず冒頭からして、このような言葉があります。



_____

科学技術あらしめている知恵をいくら磨いても、人としての悟りは、少しも開いてこない
_____




一言で、現代にも通じる「問題の本質」を突く言葉が発せられています。

物質文明ばかり追い求め、いくら工業力が伸びようが、経済的に成長しようが、国民の生活は少しも良くなっているわけではない。
この闇に乗じて、共産主義というバイキンがはびこっている。と、ズバリ日本の問題の核心を突いている。

戦後のそうした唯物教育を受け、堕落した昨今の若者と比べて、
明治維新を起こした若者たちは何と偉大だったことだろう、とも述べています。



_____

当時の日本人は、実によく働いた。この時に、この人達がこんなによく働いてくれなかったならば、今日の独立国日本はないに違いないということです。 我々は、この人達に感謝することを忘れてはならない
_____




明治の頃の日本人と、いまの日本人とでは、なぜこれほどまでに違ってしまったのか、という問いを掲げながら、岡博士は次のような趣旨の説明をしてくれています。


いまの若者たちは、物質主義的な教育しか受けていないものだから、肉体の自分こそが自分であると思っていて、そのようなちっぽけな利己主義の中に生きるようになってしまった。
しかし、肉体が自分であるという意識は「小我」にすぎない。小我に生きる人間は、自分のことしか考えず、隣の人間が苦しんでいても知らんぷりである。しかしそれでは畜生の心ではあるまいか。

本来の自分というのは「心」なのである。心こそが自分であって、仏教では真の自分のことを「真我」と呼んでいる。あるいは「大我」と呼んでいる。
この真我とは、他の人、ありとあらゆる生命がつながっているという、そのことを深く知るところから生まれる、真実の自己意識である。
このような趣旨のことを述べておられるのですが、

このくだりを岡潔博士の言葉そのままで、以下に引用させていただきます。



_____

仏教は、一口に言えば、小我を自分だと思うのは迷いであって、真我が自分だと思うのが本当であると教えている。ですから、仏教の修行は、各宗派によって様々だが、共通の目的とするところは、小我を自分だと思う迷いを離れて、真我を自分だと悟ろうというところにあります。
 ~(中略)~
非自非他。こう悟ることを、真我といいます。真我を自分と悟るとその人はどんなふうかというと、人が悲しんでいるのを見ると、自分の肉体が引きちぎられるように感じるという。 これが、観音菩薩の心です。そうなりたいから修行する。それが、一番主な目標です。
 ~(中略)~
花を強く愛する人が、花が折り取られているのを見ると、自分の身がひきちぎられるばかりに感じるように、人が悲しんでいるのを見ると、自分の身がひきちぎられるように感じるでしょう。これが、観音菩薩型の心で、これが、真我です。心を自分と思う。但し、その心は非常に大きな心であって、肉体の機能が起こすような、肉体に閉じ込められている小さな心ではない。真我が自分だと思えるようになると、肉体が死ねばそれきりなどとは思わない。
_____



これはもう、悟りたる者の言葉以外のなにものでもない、と言わざるを得ませんね。スゴイ方だったんですね、岡潔博士って。専門は数学とはいっても、これでは仏教の高僧といっても十分通る、ものすごい悟りかと思います。

昨今の仏教学では、仏教は唯物論であるとか、死んだら終わりで魂なんて無いのだ、などという邪道の学説が随分幅をきかせてしまっているようですが、
岡潔博士は言います。



_____

(仏教では)〝不生不滅〟だという形容をしている。〝不生〟というのは、生まれない。〝不滅〟というのは死なない。又、不生不滅というのは、時間を上へのぼっても、下へ降りても、必ず自分は存在して生きているといいます。
これが本当で不生不滅であると聞くと、あなた方はどう思う。嬉しくなるでしょう。本当にこう思うと、あまり無責任なこともしなくなる。人生七十年きりだと思うと、好き勝手にやらなくては損だということになり、諸悪、雲のごとく起こる。いくら言っても、この一生でしまいと思っていると、無責任な生き方をすることになる。 これが、不滅であるとわかるとガラリと変わります。
_____




生命がこの世限り、一回限りのこの肉体人生がすべてだと思うからこそ、放縦で無責任な生き方を、人はするようになってしまう。
しかし実際の生命というものは、生き通しの存在なのであり、不生不滅、永遠の生命なのだ。そして過去から未来へ向かって、ずっと存在し続ける存在なのだ。
岡潔博士が語っているのは明らかに、永遠の生命としての魂と、その魂が転生輪廻していくという、仏教の正しい理解そのものであるように思えますよね。

その語り口のシャープさ切れ味もスゴイし、言葉自体も美しくて素晴らしいです。光の天使という方は、まさにこういった方を言うのだなという、見本のような方にわたしには見えてきます。



_____

明治の頃の人が、よく働いたのは、真我を自分だと思っていたからであり、今の日本人が、さっぱり冴えないのは、小我を自分だと強く教えられているからです。
 ~(中略)~
仏教が千三百年、日本の人達を教え導いてきて、その倫理の役目をしていたものは、六道輪廻だったと思います。小我を自分だと思っていると、人、天二道に止まることは、実に容易でない。そういうのは、大抵、四悪道に輪廻するといわれています。
ところで、日本国新憲法の前文は、小我こそお前である、それは万古の真理である、尊厳な事実である、と言って、これによって、憲法・法律を作っている。 そして、これを裏打ちするに、アメリカ人デューイの思想をもってし、それによって、社会通念を作り、さらに新学制をしき、以来、今日なおこれを大事にし続けている。それから二十年にもなる。
_____




六道輪廻とは、天・人・修羅・畜生・餓鬼・地獄の6つの境涯のことですね。
このうち最初の2つ(天と人)は6次元・5次元あたりを指して、天国の生まれ変わりに相当するわけですけど、後半の4つ(修羅・畜生・餓鬼・地獄)は4次元の下層である地獄の世界への生まれ変わりに相当しますね。
小我を自分と思う、肉体我を自分と思って生きる人は、上の天二道に止まることは容易ではない、と岡博士は述べられています。そういう生き方は大抵、後半の4悪道、すなわち地獄行きの輪廻転生になってしまう、と述べています。
あの世の天国と地獄のことを、きちんと理解して、中学生たちに教えておられるわけですね。
そしてそこからさらに、話は日本国憲法の話にまで、突き進んでいっています。
これは、肉体我の自分、小我が自分だというエゴイズムの考え方、個人の尊厳といいつつ、それは日本古来の和の精神、大我に生きる奉仕の精神を忘れた、過てる個人主義の憲法である、と批判しはじめるわけです。



_____

この日本国新憲法の前文は、千三百年もの間、仏教が言い続けてきたこととは正反対、それが、たった明治以来八十年でケロッと忘れてしまうというのはおかしいことです。
新憲法の前文では、人が、自己中心に行為する姿は尊厳であると言っている。こんな馬鹿なことを思う日本人があるはずがない。
日本において、善行といえば、人のためにする行いであった。自己のためにするという匂いが少しでもすれば、日本人はそれに対して実に敏感であった。自分はエゴイスティックに振舞っても人に対してはそうであった。
それが、戦後わずか二十年で、人が自己中心に行為する姿が尊厳である、などという作文のできる日本人がいるはずがないと思って、だんだん調べていってみると、進駐軍が示唆して、アメリカ憲法から取って文章を書き、これに日本国新憲法前文という表題をつけさせたらしい。後も進駐軍の示唆や命令ですし、戦後二十年の歴史は、この一つの事実によって要約できるくらいです。
で、私、これを一語一語、照らし合わせて確かめておこうと思っている。 法律以外の部分については、進駐軍は、デューイという人がいますが、この人の思想で裏打ちして、それによって社会通念、新学制を作れと命令した。 私は、デューイの著書を十一冊程、訳されているものだけ読みましたが、実に面白くない。この人は、全然、無学で野獣の如き思想の持ち主です。 そんなのを、日本は、唯々諾々として、その全てを受け入れ、そして今日に及んでいる。これを守り続けようとして、みな必死になっているのが現状です。
_____




自分だけが幸せであればよい、などという生き方は、人間の生き方ではない、と岡博士は述べます。



_____

たとえ自分が幸せであっても人が不幸であれば、自分は真から幸せとは思えない、それが人である。その傾向が強ければ強いほど真の人である
_____


_____

選挙なんかでも、自分の幸せのために一票を投ずる権利があるということを言っている。

何ということですか。みんなの幸せのために一票を投ずる義務があるというならわかる。それなら人ですが、先のでは畜生です。

_____


_____

真我が自分だ〟ということに目覚めなければ、真の平和なんかありはしません。人が、真我が自分だということに目覚めたら、生存競争なんて、そんな馬鹿なことは決してするものですか。真我的になってくると、動物は一切殺さないし、若草の芽さえ踏まない。

生命について、少しお話ししますと、生命とは真我が生きていることです。これは死なない。 死なないから生命です。その根元は共通の心です。
_____




岡潔の話には、無駄なところがなく、安易にまとめて解説してしまっては、岡博士の述べたことの神髄が失われてしまいかねないので、
本当はこの著書を直接開いて、じかにこの第1章を全文読んでほしいなーと、わたしは読みながら感じていました。
他にも含蓄のあるテーマが、この第1章だけでもいくつも取り上げられ、さりげなく講演のなかで語られています。
西郷隆盛と勝海舟の江戸城明け渡しの話をしながら、二人はほとんど会話することもなく、意志の疎通ができていた、この心情の交流こそが、日本民族の真骨頂なのだ、このことを忘れてはいけない。と述べつつ、

真の情愛というのは、心と心が深く結びつきあい、心底から通じあうところに生まれるものだと、岡潔博士は述べられているように思います。
ところが西洋流の愛というのは、スキンシップであるとか、肌と肌の触れ合い、握手、接吻、包容、こうした肉体的なものに依存したものであって、それは小我である。小我だから、夫婦であっても実際には自他対立している。
それゆえ愛情があるようであっても、何かの拍子に一瞬で憎しみに変わったりする、そうした愛になってしまっていることも多い。仏教で愛憎というのはこのことなのだが、欧米では、夫婦はこれでつながっているのだ。

などなど、非常に手厳しくありながらも、鋭く人間存在の本質、魂の問題まで切り込んだ、深い深い講演を知ることが出来ます。

オススメの一書かと思います。













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レオさんの仏教系書籍の解説と大東亜戦争系書籍の解説は明快すぎて驚愕するレベルです!!!!















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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 12:19│Comments(2)おすすめサイト幸福の科学オススメ本
この記事へのコメント
LEOブログの記事をご紹介くださって、ありがとうございます。

ここへコメントするのは初めてです!

ブログを始める前に読んでいた「奄美のアマミちゃんお気楽ブロク」に、自分の記事が転載紹介されるとは!

なんか、先輩に紹介してもらっている後輩の気分です(笑)。
Posted by レオ at 2015年08月14日 17:21
>レオさん
この度は転載をご許可くださり
┏○)) アザ━━━━━━━━ス!

レオさんが私のブログを読んでたとは!驚き!!!!
( * ›ω‹ )はずかし~~
Posted by アマミキョ(野崎りの)アマミキョ(野崎りの) at 2015年08月25日 10:20
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