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特別取材:信者さんXさん(元修験僧)のお話 ある一家からの相談 

2018年02月17日



先日の記事



【ブログ読者Aさんより】ある霊障の理由 (心霊注意)追記アリ


を読まれた幸福の科学信者さん・X氏から、お電話をいただきました。

Xさんは某支部男性。元修験者。

私のブログを以前から読んでおられ、興味を持ってくださっていたとのこと。

(Xさんのご希望により、Xさんの現在の身元はすべて伏せさせていただきます。
ちなみに、所属支部の方々は、Xさんが元修験者であることは全く知らないそうです)

Xさん、この度は、非常に稀有なエピソードをお話くださり、まことにありがとうございました。

・・・・・・なんか、修験系のお話が集まってきてるんですけど・・・・・・

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



集まる時は集まるんですね!

(*・ω・人・ω・)ネー











あまりにすごく複雑なお話だったので、合計5時間越えのお電話取材となりました。

Xさんいわく

「ほとんどの人は、霊の世界を単純なものと思い込んでいる。
野崎さんが書かれる内容を通じて、
少しでも実際の世界を知ってほしい」

Xさん、まことにありがとうございます!

(´;ω;`)












数十年前のこと。

当時Xさんは、所属する某お寺から依頼されては、相談を寄せられた檀家さん宅のお祓いなどをされていたという。

(九州だけじゃなく、全国どこでもそういうことってあるんですね!それすら知りませんでした)

ある時、2つほど県を跨いだ遠方の地域からお寺に相談が寄せられた。

どうやらその地域のお寺のお坊さんが、出家僧同士の口コミで、Xさんが所属されるお寺の霊障相談の実績を聞きつけたらしく、紹介されたとのこと。

Xさんは普段は赴かない県に招かれたことにわずかな胸騒ぎを覚えつつ●●県入りしたという。









そのお宅・・・・山田家(仮名)は、とある町外れ、◎◎村の一角にあった。畑に囲まれたのどかな風景。

山田家は祖父の世代にここ◎◎村に移住してきたという。

山田家主人
「あの畑の隅に、昔から水子塚らしきものがあったんです。
でももういいかなと思って、半年前に壊して畑を拡張したら、それから家人が病気になるわ怪我をするわで・・・・
壊してしまった水子塚が祟ってしまってるのではないかと心配になりまして・・・・・」

しかしXさんが視たところ、その石は何も宿っていない、ただの空っぽな石だった。

昔からの人には馴染みがあるかもしれないが、昔の田んぼや畑には、端の方に石積みをしてある場所も多い。

そのごく普通の石積みの一部を、この地域に元々あった水子塚ではないかと勘違いしていたらしい。

勘違いや誤解や思い込みで、偶然起きた災難を霊障のせいにする。

よくあるパターンだった。


・・・・・・と、表面的にはそう思えるだろう。


しかし。

Xさんが気になったのは、その畑のものではない、まったく別の畑の石積みのなかの一つ。

その石は、置かれてからゆうに百年は経っているであろうと思われる。

その石には、若い女性の霊が憑いていた。

若い女性霊は無表情に山田家宅を見つめている。

この女性霊の念は静かで、しかし、いつ牙を向くかもしれない妙な存在感も秘めていた。

“何故こんな石がここに・・・・?”

Xさんはそう思いながらも、山田家の家祓いを終了した。








数日後。

「あれからまたケガ人が出ました!どうなってるんでしょうか?」

山田家から再びお寺に電話がきた。

通常、家祓いしたあとの、まったくの偶然の事故や怪我を、勝手に脳内で結びつけて「まだ霊がいる!」と憶測で騒ぐ人は珍しくない。

でもXさんはその連絡の背後に、複数の霊の存在をたしかに直感で感じた。

普通の霊能者は感じないかもしれないわずかな気配・・・・・・・・

しかしXさんの長年の経験での研ぎ澄まされた嗅覚は、そのわずかな気配を逃さなかった。

家祓いでは祓えなかった霊が出てきたのだ。


“でも何故?”

“自分は何を見落とした?”


Xさんは向かう道中で、はじめに感じた胸騒ぎが間違っていなかったことを確かめていた。

それからXさんは、計1年近くにわたり、山田家に通い続けることになる。






「・・・・・正体は何だったんですか?」

Xさん
「たくさんの関係者(霊)の意識です。それがとても複雑に入り組んでいました」


「水子塚もどきは関係なかったけど、結果的に偶然、その時期に霊障が発動したということですか?」

Xさん
「いえ、正確には、ずっと前から山田家はご家族の病気や怪我や不幸不運が続いていたんです。
霊障はとっくに起きていたんです。
ただそれを偶然のこととして気付かなかっただけでした
水子塚を壊したという勘違いがなければ、気づくのはもっと遅れていたのかもしれません。
その点では山田家にとってその勘違いは幸運でした。
もしかしたら、その勘違い自体、山田家のご先祖達が導いたものかもしれませんけどね」


「その複雑な霊的状況を、どうやって解いて行ったのですか?」

Xさん
「難しいの案件の場合、霊の方はまずこちらを信用していませんので、
霊能者が来たら祓われたフリをして気配を隠しています。
ですからこの時点で普通の霊能者は、気配が無くなったから祓えたと勘違いするんです。
しかしここで騙されては元も子もありません。しばらくしたらまた繰り返します。
いや、むしろ「あんな邪魔なヤツを寄越しやがって!ふざけるな!」と、もっとご家族への霊障がひどくなる場合もある。
だからこの件では、時間をかけて少しずつアプローチしていきました」


「具体的には?」

Xさん
「最終的には、大勢でそれぞれがワーワー必死に自分の言い分を叫んでいる霊達を、
一体ずつ降霊して、少しずつ言い分を聞き出していきました。
それぞれが、藁にもすがる思いで全力でくる霊達、
計十数体の、山田家に関わる霊達から、時間をかけてそれぞれの言い分と背景を聞き出していきました。
当会で言うところの霊言現象です。
私は行者ですからその作法は心得ておりました」


「うひゃ~!!!!」

Xさん
「霊査において下手な推測や憶測は絶対に入れてはいけません。
あくまで事実のみを結びつけていきます。
霊であっても人間ですから、自分の言い分を優先します。
だから、霊が語ることが100%の事実とは限らないのです。
生前の意識は大体そのままになってることが多いですから、
誤解もありますし、被害妄想もありますし、中には自分の保身で嘘をつく霊だっている。
「それは嘘ですよね?悪かったのはあなたの方ですよね?」と指摘したら消える(逃げる)霊も普通にいます。
だから、いろんな霊の語る本人主観の断片情報から、
事実が重なる部分のみを根気強く拾い集め、
さらに、過去の出来事を実際に調べて整合性をとる作業が必要なんです」


「・・・・・と、途方もない作業ですね・・・・」

Xさん
「それが霊査です。根拠のない情報にはなるべく裏取りをしていく。その作業がなければ成り立ちません」


「だから霊能者と呼ばれる方々は、土地の問題の時には霊査と同時並行して必ず土地の歴史を調べるのですね」

Xさん
「ええ。それは裏取り作業なんです。大体は霊査で見えていても、それを鵜呑みにしていてはどこで騙されるか分かりませんから」






このような途方もない作業をしていくにつれ、

やがて山田家に関わる霊障の背景の、その全貌が見えてきた。

それは壮絶なものだったという。







時代は明治初期にまで遡る。

◎◎村の前身・△△村において、村全体を揺るがす悲惨な事件が起きた。

鈴木家(仮名)の長男が発狂し、村人を老若男女問わず4人惨殺したのだ。

殺されたのは

小林家長女(50歳・仮名)
松本家次男(37歳・仮名)
加藤家長男(22歳・仮名)
田村家長女(17歳・仮名)

すぐに鈴木家長男は捕縛され、死刑判決が下った。数年後、長男は処刑台の露となったという。

しかし、無差別に何の罪もない4人を殺された家族を中心とする村人達の怒りは消えない。

村人達は鈴木家長男の残された両親に凄まじい村八分を加えた。

あまりの迫害に耐えかね、鈴木家の両親マタゾウ(仮名)とヨネ(仮名)は、とうとう村外れの森で並んで縊死した。

隣県に奉公に出ていた鈴木家の、ただ1人残された長女イネ(仮名)は、当時12歳。両親が死んだという事のみを知らされたという。

兄がしでかした大変悲惨な連続殺人事件も、両親が自死であったことも知らされなかったらしい。

兄はどこに行ったのか、両親はどうして死ななければならなかったのか、それも知る術もないまま、鈴木イネは孤児となった。

その後、身寄りのなくなった鈴木イネは縁あって小作農・山田次郎(仮名)と結婚。

長男山田タケシ(仮名)長女山田イク(仮名)の一男一女に恵まれたという。







しかし悲劇はここで終わらなかった。







ある日、山田(旧姓・鈴木)イネが無残に殺されているのが発見された。

まだ幼い子供たちを残して逝くのはさぞかし無念であったろうと町の人々は悲しんだ。

まもなくして犯人が捕らえられた。

その犯人はなんと、鈴木家長男によって殺された4人のうちの一人、田村家長女(一人娘・享年17歳)の老いた両親だった。

鈴木家長男によって惨殺された一人娘の復讐にと、鈴木家の生き残りの長女をわざわざ十数年かけて探し出し、殺めたのだ。

田村家両親はその後素直に捕縛され収監。2人ともすでに高齢だったため、その数年後、獄中で相次いで病死した。

幼い兄妹には、母が殺された事実のみが伝えられ、父の元で大変な苦労をして育ったという。

やがて兄・山田タケシは家庭を持ち、そのタケシの一族はやがてささやかな財と共に静かな村に転居した。

転居した先の村は、なんの因果であろうか、かつて△△村であった、現在◎◎村。

その山田タケシの孫にあたるのが、今回の相談者だった。






「凄まじいですね・・・・・言葉がないです・・・・」

Xさん
「驚くべきことはまだありました。
最初に私が気になった、女性霊の憑いていた石、覚えていますか?」


「はい」

Xさん
「なんとあの石の女性霊こそ、最初に鈴木家長男に殺された4人のうちの一人、田村家の17歳の一人娘だったんです」


「えええええええええええええええええ!!!!!!
なんでですか?!」

Xさん
「どういう理由でかは分かりませんが、一人娘を殺された田村家の老いた両親は、
△△村で、毎日、あの石に娘の鎮魂と復讐を祈っていたようです。
そのせいで、娘さんのお墓にではなく、あの石に娘さんの荒御魂が憑いてしまったようですね。
そして、その石がある畑を、数世代後に、
加害者側の鈴木家の末裔でもあり、田村家両親によって母を殺された山田家の末裔である山田さん一家が、
何も知らないまま買い取った。
本当に、事実というものは、小説よりもはるかに奇妙奇怪なものなんですよ」


「・・・・・・言葉がないですね・・・・」

Xさん
「どうしてそのことがなかなか分からなかったかといいますと、
実はその△△村は、鈴木家両親が縊死したあと、しばらくしてから、一度災害と疫病によって村自体が絶えています。
一度廃村になったので、村名がその後◎◎村に変わっているんです。
だから、そのあと◎◎村に移住した人たちには、かつての△△村であった出来事がほとんど分からなかったんです」


「もしやそれも・・・?」

Xさん
「はい。
どうもそれには、村八分にされて縊死した鈴木家の両親の深い恨みが関係していますね。
それに、鈴木家に殺された田村家の一人娘・・・石に憑いた霊ですね。その両方の作用で、村が絶えたようです。
他にも色々なものが重なってはいましたが、
直接的な要因は、長男がした無差別殺人が原因であったとはいえ、ひどい村八分にされ死に追いやられた鈴木家両親の、
村自体への深い恨みだったようです」


「被害者霊と加害者縁者霊がその時だけ共通の目的のために力を合わせるってことがあるんですか!」

Xさん
「なんと説明したらいいのか分かりませんが、立場が全く違う霊の、望んだ結果が同じということはそんなに珍しいことではありません」


「あの・・・・縊死した鈴木家両親はどうなったんでしょうか?」

Xさん
「村を絶やしたあと気が済んだみたいですね。静かになっていました」


「・・・・・・絶句です・・・・・・」









1年近く、2県を跨いで山田家へ通い続けたXさん。

かなりの時間をかけて、山田家にかかる霊障に関係する、すべての霊の言い分を聞いていった。



鈴木家長男によって殺された、石に憑く田村家一人娘の深い悲しみ。

鈴木家長男によって殺されたその他三人の霊の悲しみと恨み。

自分達を死においやるまでの激しい迫害を加えた村を恨み、村を絶やすまでに村を呪った鈴木家両親の霊。

突然殺された鈴木家長女・山田イネの霊の悲しみ。

溺愛していた一人娘を殺され、鈴木家への恨みで鈴木家唯一の生き残りである山田イネを十数年かけて探し出し、惨殺した田村家両親の深い悲しみと憎しみ。

突然母・妻を殺された山田家のそれぞれの当事者達の悲しみとその後の苦しみ。

そして、すべての元凶である、4人を惨殺し死刑になった後もなお、△△村=◎◎村と山田家に厄災を振りまきつづけた、憎しみと恨みの塊となった鈴木家長男の怨霊。




Xさんはすべての霊の言い分からある程度霊査をしたあと、村の歴史をある程度調べあげ、事件の全貌を掴み、

その後一人ずつ、それぞれの霊の言い分や性質に合わせて、鎮魂供養をしていったという。

(あまりに細かい作業になるのでこれも途方もない)

石に憑いていた田村家の一人娘の霊は、やや怨霊になりかけていたものの、その後神仏からの導きもあり成仏できたとのこと。

すべての元凶となった鈴木家長男の、邪悪としか表現できない禍々しい怨霊は、

Xさんはあまり深く語られなかったが、言葉少なに『神仏の力を借りて地獄に封じた』という。










「本当に怖いお話ですね・・・・」

Xさん
「このお話の本当の怖さは、
実はこの話はこれで完結していないということです」


「!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?」

Xさん
「私の霊査で遡れたのは明治期まででしたが、
どうも・・・・おそらく・・・・・・
もっと昔から似たような出来事が繰り返されている・・・・・
そんな気がしてなりませんでした。
鈴木家と△△村、鈴木家と田村家の関係のように、
憎しみと恨みと復讐の連鎖をその地域で繰り返している。
それを意図している黒幕が誰なのか、どんな背景なのかまでは視えませんでした。
しかし確実に言えることは、
〈相当昔から、似たような状況が繰り返されている〉
ということです」


「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

Xさん
「そしてもう一つ。
私が鎮めることができたのは、
『田村家両親に殺された山田(旧姓鈴木)イネの長男・山田タケシの一族の家のみ』
ということです。
因縁でいけば、ほぼ確実に山田タケシの妹である
『殺された山田(旧姓鈴木)イネの長女・山田イクの一族』
にも何らかの霊障が及んでいると思われます。
でも、、
『殺された山田(旧姓鈴木)イネの長女山田イク』のその後の消息がどうしても掴めませんでした。
おそらくどこかで家庭を持っていると思われますが・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・」

Xさん
「私は◎◎村の山田家のみなさんに、最後に
「もしも親戚縁者でその後も障りが起きたら遠慮なく寺まで連絡をください」
と言い残しましたが、
その後の連絡はないので、おそらくはすべて鎮まったのだと思います。
ただ、山田イクの一族の方々のことが気がかりですね。
私はそこまで想定して動かねばならない世界の人間でしたから・・・・・」


「・・・・もう・・・・なんと申してよいやらです・・・・・・」

Xさん
「ですから、私がお伝えしたいのは、
霊であっても生きてる人間であっても、
入り組んだ人間模様は本当に複雑になるということです。
だから、お経唱えたらそれで終わりなんてものは表面上の不成仏霊に過ぎません。
時間を経れば経るほどに、問題は絡み合い、それぞれの主観が交差し合う。
霊の世界は単純ではありません。
それは人間の心だからです。
だから、愛と理解が大切だし、
自分の我を張らずに譲り合う心が大事だと思うのです。
素直で、人の話をよく聞いて、譲り合える人は、絶対に怨霊にはなりません。
どんなにひどい目にあっても、どこかで供養と共にスムーズに成仏してくれます。
人の意見を聞かずに自分の我や主張を通したがる人が、死んだあと不成仏霊になって家族や親族や地域に迷惑をかけ続けているんです。
もちろん本人は自分の性格や言い分が、結果的に周りに霊障を与えているなんて自覚していませんけどね。
だから、その事実を野崎さんのブログを読んでいる皆さんに知っていただきたくて、このお話をさせていただきました。
大変長い話を聞いていただき、ありがとうございました」


「いえ、こちらこそです!!!」










Xさん、この度は本当にありがとうございました。

どんな心霊本にも載っていない、

生々しい、本物のお話でした。

このお話を通じて、

一人でも多くの方が、霊的世界にこそ大切な、正しい生き方に目覚めることができますように。

感謝・合掌。










  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 13:53Comments(0)オカルト

秀吉の伴天連追放の真実~世界史とつなげて学べ超日本史」茂木誠 海上知明 倉山満【チャンネルくらら

2018年02月16日

中世日本をキリスト教国家侵略から守ったのは、戦国時代の軍事力だった!

そうだったのね~!!!

でも世界地図と世界史学べばそうだもんね。

ちゅーか、戦国時代の日本がヨーロッパ全体合わせたのと同等かそれ以上の軍事力だったって、

日本マジで怖い・・・・・・・・
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

さすが神道の6割が軍神!!!!!!
(`・ω・´)シャキーン

6:47から必聴!!!

チャンネルくらら、教養レベル高すぎて、もう奄高家政科80人中50位で卒業の私は青息吐息です・・・・







  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 16:37Comments(0)

宗教の定義が分かる!「教科書では教えてくれないイエス・キリストと神武天皇 ゲスト:茂木誠さん」

2018年02月15日

無神論も宗教でした。知らんかった!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

しかし倉山先生、すげー頭脳すぎる・・・・

この人の頭のなかマジでどうなってんだ?



特別番組「教科書では教えてくれないイエス・キリストと神武天皇 ゲスト:茂木誠さん」倉山満【チャンネルくらら・11月12日配信】
  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 13:59Comments(0)おすすめサイト

【ブログ読者Aさんより】ある霊障の理由 (心霊注意)追記アリ

2018年02月13日

注・この内容は怖い話なので、そっち系が苦手な方は回れ右してください。







長年のブログ読者様・Aさんから、お電話をいただいた。

いつもの軽快なAさんではなく、そのお声は緊張されていた。

「・・・・修験僧のお話を書かれていたので、お話させていただきます・・・・もう時効だと思いますので・・・」

とのこと。



内容が内容なので、Aさんの個人情報は徹頭徹尾伏せさせていただきます。

Aさん、このたびは大変貴重なお話を聞かせていただき、まことにありがとうございました。










Aさんは鹿児島県本土Z集落出身。

Aさんは「●●村」と呼ばれていましたが、市町村名ではないので、誤解のないよう、集落とさせていただきます。

(鹿児島県という地名をあえて出された理由については後述します)

この話はAさんの父親の体験だという。



話は数十年前に遡る。







19X0年、A家に不可思議な現象が起き始めた。

誰もいないのに呼び声がする、
壁の裏側にある日突然コケのようなものがビッシリと生える、
天井裏を人間の足音が走り回るような音がする、
畳の一箇所だけ、何度替えてもグズグズに腐り始める・・・・・

続く怪異に家族も神経がまいりはじめた。


気味悪がったA家父は、紹介され、霊障相談で絶大な信頼を持つあるお寺にお祓いを依頼。
しかしそのお寺では力が及ばないと言われ、

遠方の本山から法力の強い修験僧が派遣されてきたという。

修験僧は、A家を見て、すぐにこう言われた。

「井戸を埋め殺してますね。この畳の真下です」

A家父は驚愕した。たしかに数十年前、家の建て増しのために、使わなくなった古井戸を埋めていた。

しかし、外見からはまったく分からないはず。もちろん修験僧はZ集落にくるのもはじめて。

修験僧は言う。

「井戸を埋める時はせめて空気穴をつけるべきです。
粗末にしたら死人が出るのが井戸ですよ。
その水によって何世代もの家族が生かされていたのを、その時の人間の都合で埋め殺したらどうなるか、
想像できなかったのですか?
何故その前にお近くの神社やお寺に相談しようとは思われなかったのですか?」

また腐り始めていた畳をはいで床下をぶち抜き、井戸を埋めた場所に空気穴を開けて、水神の祀り直しをする。

そしてA家の怪異現象はおさまった。







しかし、問題はそこからだった。








A家が収まって間もなく、

集落のあちこちから、同じような現象の相談が寄せられたのだ。

数家はA家に頼り、再び件のお寺に相談。

修験僧は再びZ集落に入った。

修験僧は以前よりも険しい顔をしていたように、その時まだ幼かったAさんは感じたという。

その時の険しい顔の理由を後に知ることになる。



修験僧は、怪異の起きた家々を見て回ると、

古老を集め、このように尋ねた。

「この集落は、ある一定のスパンで一家全滅規模の悲惨な事故や事件が起きていますよね?」

古老達は、こわばった表情のまま黙って首を縦に振った。

「もう一つ、『古井戸』と『女性の死』にまつわる事件、もしくはなんらかの伝承がないですか?」

それを修験僧が口にした瞬間、古老達の表情が露骨に青ざめたという。

やがて、古老の一人が重い口を開いた。


・おそらく200~300年くらい前だと思う。正確な年代は分からない
・この集落に、重度精神遅滞の若い女性がいた
・女性は集落の男達の慰みものにされる代わりに、その都度男達からわずかなその日の糧をもらっていた
・やがて女性の腹が大きくなった
・誰の子かは分からないが、おそらくは、しょっちゅうその女性を慰みものにしていた、ある家の男達の誰かの子ではないかとは言われていた
・しばらくして女性が行方不明になった
・それからしばらくして、集落の共有井戸の一つの水の味がおかしくなり、調べたら女性の遺体が出てきた
・おそらくは腹の子に心当たりのある者の仕業だろうが、そのことは集落のなかでおさめられその事実も封印された


それを聞いた修験僧は語り始めた。


「おそらくこの集落は、相当昔から、いくつもの井戸を当然のように埋め殺していると思われます。
そのせいで、この集落の水神が、もう数百年前から非常に怒っている。
水神の怒りは、この集落すべてに作用しています。
さらに決定的だったのは、女性の死ですね。
女性の霊は純粋な気持ちで、自分を殺した男性だけではなく、自分をずっと慰みものにさせていたこの集落すべての人を呪っています。
その女性が井戸に投げ込まれて殺された結果、
女性霊の純粋な恨みと、水神の純粋な怒りが混じり合ってしまった。
その両方の怒りが、集落全体に作用していますね。
集落内において一定のスパンで起きる一家全滅レベルの事件・事故は、その霊障です。
さらに近年、水道が通ったせいで、いくつもの世帯が同時に井戸を埋め殺してます。
それも拍車をかけて、今回、このような具体的な現象になったと思われます」

古老の一人が、各世帯が井戸を埋めたのは数十年も前なのに、何故今その家々に怪異が起きているのかを尋ねた。

修験僧は答えた。

「霊障は多くの場合時間差があります。霊の世界の時間感覚は我々生きている人間と同じではありません」




修験僧は古老達から集落の人々を説得させ、

分かる範囲内でのすべての古井戸の埋め跡を祀り直し、空気穴をつけた。

さらに、修験僧は、集落を囲むように5つの場所に祠を建てた。

「この場所はすべて水神につながっています。
この5つの祠を、丁寧に祀り続けてください。
この集落に住んでいるかぎり、ずっとです。
集落全体で、これらの祠を大切にすることが重要です。
数百年続いている水神の怒りと女性霊の怒りを、一世代の信仰くらいで終わらせることができるなんて安易なお考えはなさらないでください。
子供さんやお孫さんにもこの祠を大事にさせてください。
もしもこの祠をないがしろにしてしまった場合、
集落に住んでおられる方々のその後の保証はいたしかねます」





それから、各家での怪異現象は起きていないという。

その後、集落内での悲惨な事件・事故も起きていないそうです。







最後に、なぜAさんが県名を述べたのか。

「うちの父は、ずっと悔いていました。
はじめから知っていれば井戸を埋めなかったのにと。
おそらく鹿児島には、他にも、自宅にあった古井戸を埋め殺してそのままにしている家があるかもしれません。
だから、このブログを読まれてる方が、
自分の家で起きたことを知ってほしくて、
すべてお話しました。
集落内で古老しか知らなかったような古い言い伝えが、
まさか現在進行形で集落全体に呪いとして作用していたとか、
井戸を埋めることで水神様がお怒りでいたとか・・・・・。
もっと早く気づいていれば。もっと早く対処できていたら。
おそらく鹿児島には同じような地域が他にあるかもしれません。
鹿児島だけではなく、各県にあるかもしれません。
でも、鹿児島という地名を出したことで、
せめて同郷のみなさんに、知っていただけたらと思います」








改めましてAさん、

本来公開を憚られると思われるエピソードを、勇気をもってお話くださり、

本当にありがとうございました。











追記:

Aさんよりお電話をいただきました。

・古老達のくだりのエピソードは、父が古老からあとで聞いたものです
・女性が落とされたのは、人一人入れるくらいの村はずれの小さな井戸でした
・当時の修験僧様のお話によると、「女性は生きたまま落とされた、井戸の中で数日は生きていたと思われる」とのことでした
(だから、なおのことその理不尽にひどい目に遭わされた恨みが、水神様とまじったんでしょうね。
数日間気づかれなかったということは、そんなに頻繁に使う場所ではなかったんでしょうね。
あえてそういう場所に落としたとも思われます)

とのことでした。







  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 14:19Comments(0)オカルト

墓や仏壇は宗教って知ってました? ~誤解されている『宗教』

2018年02月03日

実は墓や仏壇も宗教だという事実を知る人は多くない。

そもそも宗教とはなんだろうか?


宗教(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%97%E6%95%99

>>宗教(しゅうきょう、英: religion)とは、一般に、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり[1]、また、その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。 [
2][3]。

『人間の力を超えた存在を中心とする観念』

これが宗教なんですね。

お墓とか仏壇とはなんでしょうか?

これは先祖霊への供養儀礼であり、先祖霊への親愛と崇敬ですね。

そもそも墓や仏壇は本来、「先祖霊」という「人間の力を超えた存在=霊存在」への儀礼を意図しています。

通常の生きている肉体存在をこえた霊存在(死者の霊魂)に対しての崇敬と儀礼を中心とした存在であるお墓と仏壇。

つまり、お墓と仏壇は「宗教行為」であり「宗教的存在」なわけです。



ですから、厳密には、「霊なんかいない!」という人は、仏壇とか墓って無意味なんですよね。

むしろ「それ持ってるってことは、先祖霊への宗教行為ですけど、意味分かってます?」ということになります。

霊を信じないのに持ってるなら、それはただ単に世間に合わせてるというだけであり、

それはそれで世間に迎合することがその方の信念として正しいのなら私はなんら異論はありません。

ただ、仏壇やお墓を大事にしながら

「宗教なんかいらん!」

と言ってる人をたまに見ると、

「あ~、この人、分かってないまま言ってるんだな~」

と思いながら見てます。



もうお分かりですね?

ノロもユタも宗教です(笑)

ですから、ユタの方が

「うちは宗教じゃありません」

と言ってたりしたら、

それは

①「宗教団体に属してない」の間違い
②そもそも宗教という言葉の意味について知らないまま言ってる
③本当は宗教行為だと知ってるけど、宗教の意味を誤解したままの相談者にいちいち説明するのがめんどい

のいずれかかと思われます。




私は小学校3年の時に宜保愛子さんの本に出会ってから、「宗教は素晴らしい!」という思いで生きてきました。

宜保さんがされていた、不成仏霊への供養、あれは宗教行為です。


ですから私自身は現在幸福の科学という宗教団体に所属していますが、同時に奄美の神様も崇敬していますし、できるかぎり墓参りもしますし、もちろんイエス様も大好きです。

すべての宗教に垣根がないことを知っています。

だから、「宗教」という言葉への誤解が蔓延しているこの時代が悲しい。

宗教は本来すばらしいものです。

霊の世界、神の世界はすばらしい。

それはすぐ近くにあるものです。

あなたが宗教を侮蔑するとき、それは、先祖や大事な人の御霊への侮辱でもあるのです。

「宗教」への誤解がなくなりますように。

それが、女神の島でもある奄美の鍵ではないかと私は信じております。





  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 12:26Comments(0)つぶやき